2024.01.08
心理学者のキャサリン・コックスは、歴史上の偉人たち301人の伝記や資料に基づいて性格の特徴を分析しました。
そして、一般の人々との間 にどんな相違点があるかについて比較する調査を行いました。
そこでわかったことは、一流の人たちと普通の 人たちには、次の4つの指標に差が見られたということです。
①長期的な目標を達成するために、努力を継続している。
明確な目標がある
②一度取り組んだ物ごとは粘り強く続ける。
途中で飽きて投げ出したりすることはない
③意志の強さと粘り強さが顕著である。
目標を必ず達成させようという高い志を持つ
④障害や失敗に挫けない。
忍耐強く物ごとに取り組もうとする。この指標は、「動機の持続性」と定義され、 ①②に見られる 「情熱」、及び③④に見られる 「粘り強さ」を発揮できる人は、努力しない人よ りも成功する可能性がはるかに高いということがわかりました。
ここでも、学校の成績や性格などは、一流の人 たちと普通の人たちの間に、大きな違いは見られなかったといいます。