SMARTな目標で目標を分解する

2024.02.12

なにか大きなことをやり遂げようとするときの第一歩は、小さくて分かりやすい日標をいくつか定めることが大事。

どんなに大きな目標でも、結局は小さなことの積み重ねだからです。

ひとつひとつの日標を達成し、少しずつ前進していくことでもっとグリット力を発揮したいというマインドセットを、夢から現実へと一歩ずつ変えていくことができるのです。

コンサルタントのジョージ・T・ドランは
1981年11月、大きな目標を小さくて具体的な方法に分解する「SMART な目標」を提唱しました。SMART とはそれぞれ次の言葉の頭文字です。

S=Specific(具体的)/Significant(重要)
M = Measurable(測定できる)/Meaningful(有意義)
A= Attainable(達成できる)/Action-Oriented(行動につながる)
R= Relevant(関連のある)/Rewarding(やりがいのある)
T=Time-Bound(期限のある)/Trackable(追跡できる)

たとえばあなたには「ダイエットにおけるグリット力を強化したい」という目標があるとしましょう。

あなたには動機があり(ダイエットにもっとグリット力を発揮できるようになることは、あなたにとっては重要で)、マインドセットもグリット力を発揮できるように変えていたとします
(楽観主義を受け入れて成長型マインドセットを受け入れようとしています)。

最初の一歩としては、素晴らしいですが、これだけでは十分とはいえないでしょう。重要になるのは次の一歩。あなたを大きな目標に導く小さな目標(SMART な目標)を設定することです。

たとえば「水曜日の昼休みには、会社のそばの公園をウォーキングしよう」というのはSMART
な目標といえるでしょう。もちろん週に1日、公園をウォーキングするぐらいで減量はできませんが、ダイエットという大いなる日標を達成する手段としては有効です。

グリット力を強くしようと選んだフィールドで小さな目標を持つことは、マインドセットを行動に移しやすくするためのいい方法です。

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